未来調達研究所Price Pass-through Simulator

価格波及シミュレーター

調達人材のための原材料価格影響把握

いま上がっている原材料はどれか。その動きが自社の調達品に「いつ・どれだけ」及ぶのか。日本銀行の企業物価指数40年分から目安を示します。社内説明や価格交渉の準備にお役立てください。各グラフは「印刷/PDF」でA4一枚に出力できます。

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このサイトの使い方:原材料が上がったとき、自分の買っているモノはどうなるか

調達・購買人材のためのサイトです。

このサイトは何をするものか

日本銀行は毎月、「企業物価指数」という統計を発表しています。これは「会社どうしで売り買いされるモノの値段が、上がったか下がったか」を、鉄・プラスチック・紙・部品など約500品目について数字にしたものです。

このサイトは、その40年分のデータを使って、「ある原材料が値上がりすると、それを使って作られるモノは、何ヶ月後に、何%くらい値上がりしてきたか」を計算し、見やすく並べたものです。たとえば「原油が10%上がると、ナフサは3ヶ月後に約24%、ポリエチレンは1年後に約13%上がる」といったことが分かります。

計算はすべて過去の実績の平均です。未来を約束するものではなく、「過去はこうだった」という目安としてお使いください。

こんなときは、こう使う

最近、何が値上がりしているのか知りたい
01 注目品目を開いてください。ここ3ヶ月で珍しい動きをした原材料が、最初から並んでいます。もっと広く見たいときは02 品目の値動き検索の「ランキング」で、上がった順・下がった順に見られます。
自分が買っている部品や材料が、これから上がりそうか知りたい
03 調達品目からの検索で、自分の買っている品目を選んでください。その品目の値段を動かしてきた原材料と、「原材料が10%上がったら、何ヶ月後に何%上がるか」が出ます。あわせて02で、その原材料が今どう動いているかを確認すると、先が読めます。
サプライヤーから「原材料が上がったので値上げしたい」と言われた。妥当か知りたい
03 調達品目からの検索で、その品目を選び、「原材料が ◯% 上がったとき」に先方の言う上昇率を入れてください。過去の平均ではどれくらい転嫁されてきたか(予想幅つき)が出るので、先方の要求と比べる材料になります。ただし業界平均ですので、個別の契約とは違うことがあります。
「鋼材が10%上がったら、うちの調達品はどうなる?」を社内に説明したい
04 シミュレーターで「熱延広幅帯鋼」などを選び、10%と入れてください。影響を受ける調達品が大きい順に並びます。各行の「グラフ」→「印刷/PDF」でA4一枚の資料になります(出典と注意書きも自動で入ります)。
ある品目の値段が、ここ数年どう動いてきたか見たい
02 品目の値動き検索で品目を選んでください。1年〜15年のグラフと、1ヶ月前・3ヶ月前・1年前・5年前と比べた変化率が出ます。

出てくる言葉の意味

指数
2020年の平均の値段を「100」として、いまいくつかを表した数字。150なら2020年より5割高い、80なら2割安い。
変化率
前と比べて何%上がった(下がった)か。「3ヶ月前比 +20%」なら、3ヶ月前より2割高い。
転嫁率
原材料が1%上がったとき、それを使って作られる品目が何%上がるか。100%なら原材料の値上がりがそのまま乗る、50%なら半分だけ乗る。
影響が最大になる時期
原材料が動いてから、その影響がいちばん大きく出るまでの月数。「3ヶ月後」なら、3ヶ月かけて値段に反映される。
予想幅
「95%の確率でこの範囲に収まる」という見込みの幅。幅が広いほど、ばらつきが大きくて確実ではない。
上がるとき/下がるとき
原材料が上がる局面と下がる局面で、転嫁のされ方が違うことがあります(上がるときは早く大きく、下がるときは遅く小さく、など)。
直接/2段階先
「直接」は、原材料と品目の関係が統計ではっきり確認できたもの。「2段階先」は、間に別の品目をはさんで伝わる影響を、計算でつなげた目安。
データから判断できません
その品目の値段が、原材料ではなく需要や個別の事情で決まっていることが多く、統計ではっきりした関係が見つからなかった、という意味。

このサイトを作っている人

坂口孝則
坂口 孝則未来調達研究所株式会社

大手メーカーの調達・購買部門出身。購買戦略やサプライチェーン改革など、幅広い業務領域を経験し、講演・執筆活動も多数。専門は調達・購買戦略、コスト削減、調達業務全般のアドバイス。コスト削減プロジェクトの主導、サプライヤマネジメントのコンサルティング、組織改革・組織教育のプロフェッショナルとして複数企業を担当しています。

このサイトは、日本銀行の公開統計を調達・購買の現場で使える形にしたいという思いから、未来調達研究所が制作・運営しています。調達部門の参謀役として伴走する顧問制度や、研修・コンサルティングのご相談はお問い合わせからどうぞ。

使うときの注意

・数字は業界全体の平均です。御社の個別の契約や、特定のサプライヤーの価格とは違うことがあります。
過去のパターンが今後も続くと仮定した計算です。大きな環境変化があると外れることがあります。
・データは日本銀行の発表にあわせて毎月更新されます。画面上部の「最新データ」の月をご確認ください。

注目品目:最近大きく動いた原材料と、これから影響が出る調達品

直近3ヶ月で珍しい動きをした原材料・上流品目です。それぞれの値動きと、過去の波及パターンから予想される「どの調達品が・いつ・どれだけ動くか」を示します。
このページの見方
  • 大きな数字は、その原材料の直近3ヶ月の値動き(赤=上昇、青=下落)。
  • その下のグラフは、その原材料の価格の推移(2020年の平均を100とした指数)。期間は1年〜15年で切り替えられます。
  • 緑のボタン「影響を受ける調達品を見る」を押すと、この原材料の値動きが、どの調達品に・いつごろ・どれくらい波及しそうかの一覧が出ます。
  • 一覧の「グラフ」を押すと月ごとの波及の様子、「印刷/PDF」でA4一枚の資料になります。

品目の値動き検索:いま、何が上がって、何が下がっているか

国内企業物価515品目と輸入物価210品目について、品目ごとの価格の推移と、直近の変化率ランキングを見られます。
このページの見方
  • まず下の「品目を選ぶ」で、気になる品目(例:銅、ナフサ、段ボール)を選ぶか、名前の一部を入力してください。その品目の価格の推移グラフと、1ヶ月前・3ヶ月前・12ヶ月前・5年前と比べた変化率が出ます。
  • グラフの数字は「指数」です。2020年の平均価格を100として、いまいくつかを表します(150なら2020年より5割高い)。
  • さらに下には、直近で大きく上がった品目・下がった品目のランキングがあります。品目名を押すと推移が見られます。

品目を選んで推移を見る

いま上がっている品目・下がっている品目(ランキング)

上昇トップ15

下落トップ15

シミュレーター:この品目が上がったら、何の調達品が・いつ・どれだけ上がるか

原材料・上流品目と価格の変化率を入力すると、影響を受ける調達品・時期・変化幅を表示します。直接の影響に加え、その先への連鎖(例:原油→ナフサ→エチレン→ポリエチレン)も経路つきで示します。
このページの見方
  • 「上流品目を選ぶ」で値上がりした(しそうな)原材料を選び、「価格変化率」に何%上がるかを入れてください(下がる場合はマイナス)。
  • 影響を受ける調達品が、影響の大きい順に並びます。「直接」は統計ではっきり確認できた関係、「2段階先・3段階先」は「原油→ナフサ→ポリエチレン」のように間に品目をはさんで伝わる影響の目安です。
  • 「グラフ」で月ごとの変化の様子、「印刷/PDF」でA4一枚の資料になります。社内での説明資料の下敷きにお使いください。
▶ 表の「グラフ」を押すと、その調達品の価格が月を追ってどう変わるかが表示されます。

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